TOP>>フロアコーティングしたあと滑るのは間違い?滑らない対策に適したコーティングは?

フロアコーティングしたあと滑ると思っている人もいますが、滑り対策に適したコーティング剤を選べば、床は滑りにくくなります。この記事では、滑り止め効果に優れたフロアコーティングを紹介します。

フロアコーティングしたあと滑るという認識を持っている人もいますが、フロアコーティングは床の滑り対策として有効です。

この記事では、滑り止め機能が期待できるフロアコーティングの種類と、フローリングの必要性について解説しています。

また、フロアコーティングとワックスの違いについても触れています。フロアコーティングしたあと滑るのかどうか知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

フロアコーティングしたあとに滑るのは間違い?

フロアコーティングは、床の表面に液剤を塗布して、コーティングするものです。床が傷ついたり、汚れたりするのを防ぐ役割があります。

また、床材が劣化するのを防ぎ、きれいな状態を長期にわたって維持する目的でも使われます。

フロアコーティングをすると床がピカピカして見えるので、フロアコーティングしたあと滑るのではないかと思う人もいるでしょう。

実は、フロアコーティングには滑り止めの効果があり、コーティングすることで滑りにくくなるのです。

フロアコーティングには、いくつか種類があり、コーティング剤の性質によって滑り止め効果が異なります。ここでは、滑り止め効果の高いコーティング方法をご紹介します。


滑る対策にはシリコンコーティング

床の滑り対策として有効なのは、シリコンコーティングです。

フロアコーティングとして20年以上前から広く知られている工法に、ウレタンコーティングというものがありますが、ウレタンコーティングの機能性はワックスを少し強化したくらいのレベルです。

シリコンコーティングは、ウレタンコーティングと同じくらいの時期に開発された工法ですが、ウレタンコーティングに比べて耐久性に優れ、撥水力や滑り止め効果も高いという特徴があります。

また、シリコンコーティングには光沢があり、ツヤのある美しい仕上がりになるのもメリットといえるでしょう。

シリコンコーティングは、ウレタンコーティングよりも性能がよい一方で、施行にかかる費用は高めです。

ただし、強度や耐久性がさらに高いガラスコーティングやUVコーティングに比べると、シリコンコーティングの方が低予算で済むのが一般的です。

シリコンコーティングの施工料金は、業者によって異なりますが、1平方メートルあたり3,000円くらいが相場で、18畳(30平方メートル)に換算すると約9万円になります。

シリコンコーティンはペットに優しい

ペットがいるご家庭では、床が滑りやすいことでペットが足を滑らせ、怪我をしてしまったり、足腰に負担がかかってしまったりするケースがあります。

フローリングにシリコンコーティングを施すと、シリコンによってグリップ力が強化されるため、ペットの滑り対策として有効です。

シリコンコーティングは水に強く、撥水性があるので水拭きでの床掃除も楽にできます。

もしペットが床を汚してしまっても、簡単に掃除ができるため、フローリングをいつもきれいに保てるでしょう。

さらに、シリコンコーティングは塗膜が厚めなので、ペットの爪で床に傷がつくのを防いでくれる機能もあります。

ガラスコーティングはグリップが弱い?

光沢が少なく、フローリングの質感を残しながらコーティングできる方法として人気なのが、ガラスコーティングです。

床の滑り対策としてガラスコーティングを採用するのが適しているのかどうか、その特徴と機能について確認してみましょう。

ガラスコーティングの特徴

ガラスコーティングは比較的新しいコーティング法で、無機系のガラス液剤を使用していることから、経年劣化しないのが一番の特徴です。

高い硬度を誇るガラスコーティングは耐久性に優れ、施工したあとは頻繁に塗り直す必要がありません。ツヤのないマットな仕上がりになるため、フローリングの質感がそのまま残ります。防水性能も高く、水拭きでの掃除もOKです。

施工費用は高くなりますが、メンテナンスの負担が少ないため、近年はガラスコーティングを選ぶ人が増えています。

ガラスコーティングのデメリットは、高温に弱いことですが、床暖房くらいの熱であれば問題なく耐えられます。

ガラスコーティングは、耐用年数が20年以上になる場合もあります。

シリコンコーティングは10年くらいで寿命を迎えるといわれているので、ガラスコーティングのほうが大幅に長い期間にわたってフローリングを傷から守ってくれます。

滑りにくさはあまり向上しない

メリットの多いガラスコーティングですが、滑り止め効果はシリコンコーティングほど期待できません。

コーティングの塗膜が厚いほどグリップ力も上がり、滑り止め効果は高くなりますが、ガラスコーティングは薄い塗膜でフローリングを覆うため、床の滑り対策としては効果が低くなります。

滑り止め効果を求めるなら、塗膜の厚いシリコンコーティングのほうが適しているでしょう。

フロアコーティングの必要性

費用をかけてでもフロアコーティングをする必要があるのか、疑問に思う人もいるでしょう。

フローリングをきれいに長持ちさせるためには、床が傷み始める前のできるだけきれいな状態のときにフロアコーティングを施すのがよいとされています。

そのため、家を新築したときや、リフォームしたタイミングで、フロアコーティングを施すのがおすすめです。

ワックスより主流になりつつある

かつて床のコーティング材としてメジャーだったのはワックスでした。

ワックスは耐久性やメンテナンスの面でデメリットが多く、今ではフロアコーティングのほうが主流になってきています。

ワックスは安価で業者に依頼しなくても自分で塗ることができ、費用を安く済ませたい人には向いています。

業者に頼んだとしても、6帖あたり6,000円くらいの料金設定でワックスがけを請け負っている会社もあるので、フロアコーティングに比べて大きな出費にはならないでしょう。

しかし、ワックスが有効な期間は短く、半年から一年ごとに塗り替えが必要です。ワックスの上塗りを繰り返すと、徐々に塗りムラができるようになりきれいに仕上がりません。

ワックスは水に弱く、強めに水拭きをすると塗膜がはがれてしまうことがありますが、フロアコーティングは水拭きやアルコールでの拭き掃除にも耐えられるため、汚れも簡単に落とせます。


まとめ

フロアコーティングしたあと滑ると誤解されやすいですが、シリコンコーティングには高い滑り止め効果があります。

小さなお子様がいるご家庭や、ペットのいるご家庭、新築のフローリングを傷や汚れから守りたい方には、フロアコーティングをおすすめします。

滑り対策としてフロアコーティングを検討している場合は、確かな技術を持ったフロアコーティング専門業者を選びましょう。

フロアコーティング専門店「FSSCOAT」は、長年の経験からコーティング剤の特性を熟知し、独自の配合で高密着のフロアコーティングを実現しています。

新築、中古物件、一戸建て、そのほか各種の施設や医院などへのフロアコーティング施工実績が豊富です。

FSSCOATは、コーティング剤の品揃えが業界のなかでもとくに多く、床材との相性や、お客様の予算など、さまざまな条件に応じて専任プランナーがコーティングの提案をいたします。

FSSCOATは各地域に店舗があり、全国対応しています。無料比較サンプルもご用意しておりますので、フロアコーティングしたあと滑るのではないかと不安な方も、サンプルで確認ができます。

見積もりは無料ですので、電話またはWebにてお気軽にお問い合わせください。

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コラム更新日:2023年11月17日(金曜日)

フロアコーティングFSSCOAT

専任プランナー:佐藤恭典

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