TOP>>フロアコーティングは赤ちゃんにも安全?健康面での安全性について

フロアコーティングは、フローリングのダメージや素材の劣化を抑えられる施工技術です。日常のお手入れが簡単になり、見た目もきれいになるため、施工を検討している人もいるのではないでしょうか。
フロアコーティングするときにはコーティング剤を使いますが、気になるのが安全性です。近年、化学物質による健康被害やアレルギーによるトラブルなども増加しており、コーティング剤に含まれる成分の影響など気になる点もあるでしょう。
特に赤ちゃんがいる場合、ハイハイ期などは顔と床面が近くなる場合もあり、コーティング剤の安全性はしっかりと確認しておきたいところです。
本記事ではフロアコーティングの種類別に見る安全性や、フロアコーティングすることで得られる効果について解説します。

フロアコーティングが赤ちゃんにも安全な理由

フロアコーティングは赤ちゃんにも安全?

気になるフロアコーティングの安全性ですが、最近では人体に優しい素材を使ったコーティング法が増えており、適切な種類のコーティング剤を選ぶことで、赤ちゃんへの安全性を高められます。 床を美しくする方法としてワックスを使うことがありますが、フロアコーティングはワックスと比較しても安全性が高いといえるでしょう。ワックスはコーティング剤と違い硬化しないため、成分が赤ちゃんに付着してしまう可能性があります。 また、ワックスの場合は重ね塗りする際に床に付着している汚れや雑菌が巻き込まれ不衛生な状態になります。一方、フロアコーティングは耐久年数が長く定期的な塗りなおしがいらないことや、汚れを簡単に除去できるため衛生的です。 このように、フロアコーティングは赤ちゃんにも安全な施工です。

フロアコーティングの種類別に見る安全性

種類の多いフロアコーティングですが、安全性の高いコーティングはどれでしょうか。ここからはフロアコーティングの種類別に、それぞれの安全性について解説していきます。

ガラスコーティング施工事例4809_04
ガラスコーティング施工事例4809_03

ガラスコーティング

ガラスコーティングには無機質のコーティング剤を使います。有害物質が含まれていないため、健康面への安全性に優れています。また表面に傷が付きにくくお手入れも簡単なので、仕上がりと安全性の両方にこだわりたい人におすすめです。 コーティングの膜が薄いため、他のコーティングよりも滑りやすくなる場合もありますが、施工時に重ね塗りしてもらうことでグリップ力を高められます。


UV施工事例48077_04
UV施工事例48077_03

UVコーティング

UVコーティングは紫外線で硬化する樹脂を使ったコーティング法です。UVコーティングも施工時に有害物質をほとんど出さず、安全性が高いのが特徴です。 ガラスコーティングと同じく硬度が高く、表面への傷も付きにくいため、お手入れが簡単で美しさも長持ちします。


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UV施工事例48224_03

シリコンコーティング

シリコンコーティングでは、シリコン樹脂のほかさまざまな材料が用いられますが、シリコンは手術で人体に入れることもある、安全性の高い素材です。 耐薬品性が高いため、水拭きだけでなく洗剤拭きも可能です。そのため、常に清潔な状態を保つことができます。また、シリコンコートに含まれている樹脂の働きによって、ダニやほこりが空気中に舞い上がりにくいのも特徴です。


ウレタンコーティング

ウレタンコーティングもコーティング剤の原材料が比較的安全で、臭いもほとんど気になりません。ウレタンコーティングの価格は他のコーティングよりも比較的やすいので、手軽に施工できるのも特徴です。ただし、あまりに価格が安い場合は、安全性が確かでない原材料を使っていることもあるので、注意しましょう。

アクリルコーティング

アクリル樹脂を使って行うコーティングです。水性のコーティングということで、希釈の際に有機溶剤を使わないため臭いが気になりません。 ただし耐久性や耐水性が低く、薬品などによって変色してしまうなど、安全性にはやや疑問符が付くかもしれません。


コーティング剤の安全性の目安となるF☆☆☆☆とは

フロアコーティングの安全性の目安となる基準として「F☆☆☆☆」(フォースター)があります。F☆☆☆☆とは、有害物質であるホルムアルデヒドが放散する量を等級化したもので、JIS規格で定められたものです。

星の数が多いほどホルムアルデヒドが放散する量が少なく、星の数が4つのF☆☆☆☆は、安全性の面で最高等級であることを示しています。

業者を選ぶ際は、F☆☆☆☆のコーティング剤を使っているところを選びましょう。なお現行の建築基準法では、F☆☆☆☆未満のF☆☆☆(スリースター)や F☆☆(ツースター)の建材は使用可能な面積に制限がかけられています。

フロアコーティングにはこんな効果もある!

フロアコーティングの目的はまずは見栄えの向上ですが、それ以外にも以下のような効果があります。

滑りにくくなる

フロアコーティングを行うと、表面が滑りにくくなります。最近では高齢者の転倒防止などに留意した、滑りにくい仕上げのコーティングもあり、赤ちゃんがいる家庭にもおすすめです。 特にワックスがけをした場合と比べると滑りにくさの違いは明らかです。ハイハイからやっとつかまり立ちをしたくらいの赤ちゃんは足元もおぼつかなく、つるつるした床面だと、転倒してケガをする可能性があります。 しかし、床をフロアコーティングすると適度な滑りにくさが生まれるため、ワックスや何も塗っていない状態のフローリングと比べるとツルツル感は少なくなります。 コーティングの種類によっては、表面に滑りにくくするための加工を施せます。 赤ちゃんの両足をしっかりと受け止めてくれるので、ラグマットなどを敷く必要がありません。

液体が染み込まなくなる

フロアコーティングでは床の表面をコーティング剤で完全に覆ってしまいます。この効果によって、食べこぼしや飲みこぼしが染み込むのを防いでくれます。 フロアコーティングをしていないと、フローリングを覆うものがありません。そのため、液体や水分を含んだものが落ちると、水分が少しずつ床材に染み込んでしまいます。特に色が付いているものが染み込んでしまうと、あとから色を抜くことは非常に困難で、見た目も悪くなってしまいます。 一方、耐水性のあるコーティング剤で施工することで、水分が床材に染み込むことを防ぐことができます。表面に溜まったままになっている飲みこぼしなども、サッと拭けばお手入れが終わります。

ウイルス対策になる

フロアコーティングのなかには抗菌作用や抗ウイルス作用の高いものがあり、このような加工のあるコーティングを行うことで、効果的にウイルス対策を行えます。 また、耐水性の高いフロアコーティングを行うことで、水拭きによるケアが可能になります。そのため、毎日のお手入れがしやすく、常に清潔感のある暮らしが可能になります。

ダニやカビ対策になる

防カビ作用をもったフロアコーティングも可能です。カビがつきにくいことから、健康面での安心感があります。またダニはカビをエサとするため、防カビコーティングはダニ対策としても有効です。ダニの死骸やカビはアレルギーや喘息の原因となる こともあるため、きれいな空気のなかで生活をしたい人にもフロアコーティングはおすすめです。


まとめ

フロアコーティングはコーティング剤を使うため、赤ちゃんのいる家庭では安全性が気になるものです。 耐水性があるフロアコーティング方法を選ぶと、施工後のお手入れも簡単で衛生的に保つことができます。また、F☆☆☆☆のコーティング剤を使っている業者を選ぶとさらに安心です。 フロアコーティングすることで、滑りにくくなることによる転倒抑制や、ウイルス・ダニ・カビ対策も期待できます。 全国対応のフロアコーティングFSSCOAT、およびペットとの暮らしを快適にするフロアコーティング優床では、 赤ちゃんがいるご家庭でも安心してご使用いただけるF☆☆☆☆のコーティング剤のみ取り扱っています。 お気軽にご相談ください。

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コラム更新日:2022年9月28日(水曜日)

フロアコーティングFSSCOAT

専任プランナー:佐藤恭典

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