TOP>>水まわりコーティングは必要か?どんなメリットやデメリットがある?

水回りの汚れはなかなか落ちにくいため、汚れの付着を抑えて掃除を簡単にしたいと考えている方も多いでしょう。

水まわりコーティングをすれば、その悩みも解決するかもしれません。

この記事では、水まわりコーティングの概要についてお伝えし、メリットやデメリットについて紹介します。

また、セルフで出来るやり方も説明します。水まわりの汚れが気になる方、掃除を楽にしたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

水まわりコーティングとは

水まわりコーティングとは、生活でよく使用するシンクやトイレ、浴室の壁を樹脂などの被膜で覆って、汚れが付きにくいようコーティングすることです。

浴槽やトイレには目に見えない凹凸があり、そこに汚れが溜まっていきます。水まわりをコーティングすることで凹凸が埋まり平らになるため、カビや水垢など、水回りで悩みがちな汚れが付着しにくくなります。

汚れがまったく付かなくなるわけではありませんが、コーティング後は簡単な掃除で、高い清潔度を維持することが可能です。

水まわりコーティングのメリットとデメリット

水まわりコーティングの概要についてお伝えしました。次は、水まわりをコーティングする際のメリット・デメリットを詳しくお伝えします。

メリット

水まわりの場所はキッチンや浴室、トイレなど、どれも使用頻度が高い場所になり、その分汚れやすく、汚れるとなかなか落ちません。

水まわりをコーティングすれば見えない凹凸が平らになるため、サッと拭くだけで汚れが落ちて掃除が楽になります。

そのため、掃除が苦手な方や、忙しくてなかなか掃除ができない人にとって大きなメリットになるでしょう。

このほかにもカビの繁殖を抑えることが可能です。浴室は、念入りに掃除をしてもカビが発生してしまうことが多いですが、コーティングをすればカビが繁殖しづらい環境になります。カビは喘息などの健康被害の原因にもなるため、先に先手を打つのもよいでしょう。

デメリット

メリットの多い水まわりコーティングですが、もちろんデメリットもあります。それは費用が高いことです。

水まわりコーティングの費用は、種類や施工業者によって異なりますが、キッチン、洗面所、浴室のセットで5~20万程度かかります。

これで効果が半永続的に持続するのであればよいですが、水まわりのコーティングは短くて半年、長くても5年程度の効果しか期待できません。

また、水まわりのコーティングをすれば掃除は楽になりますが、あくまでも汚れを付きにくくするものになります。

そのため、まったく掃除をしなくてもよいというわけではなく、定期的に掃除をしなければコーティングの上に汚れが溜まっていきます。

水まわりコーティングはこんな家庭におすすめ

水まわりコーティングのメリット・デメリットをお伝えしました。次は、水まわりコーティングをおすすめする家庭について、主に3つ紹介します。

水はけが悪い場合

洗面所やシンクを長年使っていると水はけが悪くなったり、くもりが気になったりする方もいるでしょう。

コーティングをすることで水はけがよくなり、シンクもきれいな状態を取り戻すことが可能です。

お子さまがいる家庭では、洗面所の使用頻度が高くなりがちなため、汚れやすくなります。また、使用後に毎回掃除をするのは大変でしょう。

水回りをコーティングすれば汚れが付着しにくくなるため、少ない掃除できれいな状態を保つことができます。

掃除にあまり時間を割けない場合

コーティングすることで汚れが付きにくくなるため、掃除が楽になります。

そのため、小さな子どもがいてなかなか丁寧な掃除ができない方や、仕事などで掃除の時間が割けない方におすすめです。

汚れが蓄積してしまうと落ちにくくなるだけでなく、力を入れて掃除をすることになり、シンクや浴室などに細かい傷ができてしまう可能性もあります。

コーティングをしていれば拭き掃除だけできれいになるため、掃除に時間が取れない方は利用してみましょう。

新居に引っ越した場合

新居に引っ越した際は、水回りなど少しでもきれいな状態を保ちたいと考えている方も多いでしょう。

入居前であれば、コーティングを施工業者に依頼することも可能で、入居後であれば自分でコーティングすることもできます。

ただ、賃貸の場合は管理会社や大家が既にコーティングを施工している場合もあるため、事前に確認しましょう。

注文住宅など家を購入する場合でもはじめから施工している可能性もあるため、これも確認しておくのがおすすめです。

もしコーティングが施工されていない場合は、オプション施工で対応してくれることもありますが、相場は高めとなっています。

そのため、自身で専門の施工業者に依頼するか、DIYするか決めたほうがよいでしょう。

水まわりコーティングをDIYで行う手順

水まわりコーティングは簡単なものであれば、自身でDIYすることが可能です。ここでは、その手順についてひとつずつ紹介していきます。

なお、コーティング剤によって取り扱いが異なるため、事前に取り扱いについては確認しましょう。

1.汚れをきれいに落とす

まずは浴室やシンクなど、汚れている部分をきれいに掃除します。

もし汚れたままコーティングをすると、汚れが落ちなくなってしまうため、徹底的に掃除するのがポイントです。

なお、入居して日が浅くても一度でも使用した場合は汚れていることが多いため、掃除は必要です。

水垢はクエン酸、皮脂やカビはセスキ炭酸ソーダが効果的なので、掃除する際は活用してみてください。

2.コーティングする場所をピカピカに磨く

汚れを落としたら、次に使い古した歯ブラシやスポンジを使用して、ピカピカに磨きます。

掃除で取り切れなかったゴミが残っていると、きれいにコーティングすることができないからです。

また、コーティングをすると、今の表面の状態が保たれるため、できるだけ磨き、水分をしっかりと拭き取って乾燥させてください。

3.コーティング剤を塗る

ピカピカに磨いて乾燥させたら、次はコーティング剤を塗っていきます。

コーティングのやり方に関しては、製品の説明書にコツなどが記載されているため、よく読みましょう。

なお、コーティング剤を塗る際は適当に何度も塗るのではなく、丁寧に薄く伸ばしていくのがポイントになりますが、汚れやすい場所は少し多めに塗っても問題ありません。

4.コーティング剤を乾燥する

コーティング剤を塗り終えたら、後は乾燥するだけです。時間は製品よって異なるため、事前に確認が必要ですが、乾燥中は手で触れないように気をつけましょう。


まとめ

水まわりコーティングについてお伝えし、メリットとデメリットやDIYを行う手順についてお伝えしました。

水まわりコーティングは汚れやカビなどの付着を抑えることができ、掃除を楽にしてくれます。

一方で、まったく掃除をしなくてもよいわけではなく、持続年数もそこまで長いわけではありません。

水まわりのコーティングはDIYの難易度も高くなく、初心者でもできます。自身で行う場合は費用を安く済ませることができるので、水まわりの汚れが気になる方は一度やってみるのもおすすめです。

しかし、DIYが難しい、時間がないという方は、ぜひ施工業者を検討してみてください。プロならではのきれいな仕上がりで、素材や状態に合わせた適切なコーティングができます。

水まわりの掃除を楽にしたい、水はけが悪いなどで悩んでいる場合は、ぜひ水まわりコーティングを行い、快適な生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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コラム更新日:2023年11月17日(金曜日)

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専任プランナー:佐藤恭典

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